食を通じた人とのかかわり方

『美味しい』の共有にルーツを絡めたい
【tabunoanaの想い】

台湾旅行の動機の1つが『台湾の豊かな食文化』を楽しみに行くことだそうです。

かく言うNeo Taiwanese Restaurant tabunoanaを運営する私も、台湾人の母から教わり幼少期から大好きだった台湾料理を味わいに台湾に行きます。(食材&情報仕入も兼ねて)

昨今の台湾人気は台湾にルーツを持つ私にとって、なんだかうれしい出来事です。

『台湾っていいよね!』という感覚を、多くの方と共有できている事だけで幸せ。

そもそも大阪南船場でGoGoパクチーを運営し始めたのも、台湾料理に欠かせない香菜を日本に定着させ、いつでも入手できるようにしたかったからです。

そして2019年GoGoパクチーから進化した台灣食堂。

ここでは数多くの台湾料理を、現地で学びながら提供するという台湾食文化の運び屋をしていました。

時は2023年、大阪市内では台湾の大衆料理を提供するお店が増え、台灣食堂が担う必要性が薄くなりました。

そこで、Neo Taiwanese Restaurant tabunoanaとして、洗練された台湾料理を提供する場所に進化しました。
台湾には大きく4つのエスニックグループがあるのですが、そのグループそれぞれの食の要素を楽しめるコースの構築、その中でも福建省由来の伝統料理『佛跳牆』(フォーティァオチャン)という究極のスープを掘り下げました。
※台湾には福建省から多く移住しており、佛跳牆のミシュラン店も存在します。
佛跳牆は結婚式や大事な宴席などで用いられることが多く、とてもめでたい料理であり、幸福がたくさん詰まっています。

そんな幸せいっぱいな料理を、共有したいのと

『台湾料理は屋台料理だけじゃなく、もっともっと
笑顔いっぱいの食卓を作れる美味しい料理がある。』
ということを共有したいのです。

台湾に存在する文化の多様性。
先述したような様々なエスニックグループの存在。
そして各グループの特徴的料理。
それらを分解・再構築した料理を提供するというのがtabunoanaのスタイルです。

平たく言えば、台湾の素晴らしい食文化をもっと共有したいだけなんです。

佛跳牆は、超高級食材目白押しなので使用食材によってはとんでもない価格設定もできます。(1壺100万円でも1000万円でも可能)

ただ、まずは『知ってもらいたい』が先なので、色々と試行錯誤しました。

なんと・・・ランチでは1000円から佛跳牆の要素が楽しめるんです。

知ってる人からすれば『どんな佛跳牆やねん!』と突っ込まれそうですが、ちゃんとしてます。

秘密はメニューページに軽く記載してますので、興味のある方はご覧ください。

ディナーではしっかりした佛跳牆と新しい台湾料理を楽しめます。

それでは長くなりましたが、みなさまと台湾の良き食文化を共有できる日を楽しみにしています。

再見💛

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